結婚
今まで結婚に憧れをもったことがありません。
親が仲が悪いとか劣悪な家庭環境で育ったとか
そういうことでもありません。
母の世代は結婚しないと生きられなかった、
でも今は結婚しなくても生きられる。
それが真実であるように思います。
結婚も離婚も正義でも悪でもなく、
ただ本人の志向や趣味の問題に思えてきます。
それなのに、あまりにその制度によって
苦しんでいるひとたちがたくさんいて
修行のように見えるときもあるし
何の意味もない制度に見えるときもあります。
ただ、いいことも悪いことも乗り越えて
続いてきた柔らかな家族関係を見るとき
そこにはとても大きな意味を感じたり、
自分が親からもらっている大きな愛情や
自分が親に思う特別な思いを鑑みると
それは唯一無二の関係性であるように感じます。
ただ、それは婚姻制度にのらなくても
血縁のある(もしくななくても)数人が
長い間相手を思いやって生きたら
得られうるものなのかもしれない。
婚姻制度に思い入れはないけど、
それは人類がもてる最高のものかもしれない。